稼げない人にとっての化粧品
一週間に5日は働かなければならない。
稼げない身としては、それは逃れられない事。
そしてそれは、週に5日化粧をしなければならないことを指す。
(女性は大変ですよね)
ベースメイクから、アイメイク、紫外線対策まで考えないといけない。
しかも、化粧品のメーカーは星の数…。
化粧品自体が好きな人、いますよね。
確かにきらびやかなケースにはウットリするし、『これで流行りの顔に』『新作コスメを買う私』というのは、気持ちをアゲる意味で有効だと思います。
が、私の場合。
あの百貨店一階に近づけない(眩しすぎて)。
稼げないくせに、恐れ多いっと思ってしまう。
実際(東京デビューが遅かったこともあり)デパートで化粧品を購入したのは過去に二回ほどしかない(今後は未定)。
一つ目は、当時の職場の同僚がお嬢様で(多分)
『化粧品は良いのを買うべき!発色が全然違う』
と力説するものだから、その気になってとあるデパートに行ってみた。
好きなブランドや、当時の流行りなど全く前知識がない状態で行ってしまったので、売り場をキョロキョロしていたら、とあるブランドのBAさんと目が合い、引き寄せられるように店内へ。
椅子に座るように促され、落ち着かない様子でいると、若いBAさん(美しい)から今日の目的を尋ねられた。
『アイシャドーを探しているんですけど~、あ、予算は2万くらいかな』
などと、言ってみる。
こういう時、なぜ『なめられちゃイケナイ』と思ってしまうのか…。
私の悪い癖です。
んで、そこのブランド。
アイシャドーは7000円ほど。軽くアイメイクをしてもらう。
やはり、普段のメイクとは雲泥の差(当たり前)。
続けて毛穴をポアする下地と、リップグロスを勧められ、購入。
メンバーズカード→入会。
フワフワとした気分で店を出る(お見送り付き)。
高級品を手に入れた高揚感と、2万もお金を使ってしまったという罪悪感で、頭の中は一杯だった。
…こんなに緊張するなら、ドラックストアでいいよ…。
とアパートに帰って小さくて立派な紙袋をテーブルに置くと、なんだか景色にそぐわない。
開けてみると、確かに艶やかな黒のケースはとても素敵なんだけど、何かが違う。
…置いてある場所ってのも重要なんだな(涙)。
その後、それらの化粧品がどうなったかと言うと。
★毛穴をポアする下地→ポアする代わりに毛穴が詰まるような気がして、使っていない。
★リップグロス→塗ると口の中にグロスの味が一気に広がる(味付きとか、そういう訳ではない)が、我慢して使用。使いきった。
★アイシャドー→ラメがすごく、夜のメイクになるため、めったに使わなくなる。まだメイクボックスに残っている。
二つ目は、『婚活リップ』と呼ばれている某ブランドの口紅。
私に効果は発動されなかった模様(以上)
もう、ベースはBBクリームで、その他の化粧品についてはドラックストアやコンビニコスメでいいやと思っている。
高いのを買っても、私じゃ生かしきれないのがわかっているから。
でも、時々デパートに行くとあまりにキラキラした世界にウットリとしてしまう。
東京生まれ東京育ちの友達なんかは、買うつもりがなくても堂々とBAさんに質問をしていたので、いつか私もそれができたら。
雰囲気だけでも味わいに、百貨店に足を運ぶかもしれない。
↓私の中の高級化粧品代表・シャネル。ベタですが。
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